北アルプス縦走①

 

2014年9月13日  天気:晴れのち曇り

滅多にない三連休となり、滅多にない晴れマークが灯り、これはどこか登山にいかないとダメだ!と言う強い気持ちがモノを言い、前回の北海道遠征で散財したにも関わらず北アルプス縦走に向かうプランが成立(笑) 3年目の今回も北アルプス縦走を繰り広げます。今回は扇沢からスタートして鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳と進んで八方尾根を下りるルート。そして前回叶わなかったテント泊(これが目的) を実行します!

 9月12日 20時20分 JR立川駅

仕事を速攻で終わらせ急いで帰宅。そして前々から準備していたザックを背負って即出発です。帰りの電車の中で遅延が起きたらどうしようかとドキドキでした。さわやか信州号を使うのも手なんですが残念ながら完売。なので特急電車を使う方法に切り替えました。「20時25分発の特急スーパーあずさ松本行」に乗って信濃大町駅を目指しましょう。今日は登山者の姿も割かし多く見受けられますね。

 グリーン車のゆったり感はいいね(^o^)

縦走等をするためデカいザックを持ち運ぶ登山者さんの最大のネックと言えば、やはり運搬時のザックの存在でしょうね。私も縦走時は65kgのザックをパンパンにして運ぶため、体積がどうしても大きくなり電車の中では目立つ存在。新幹線まで何とか耐えしのげば後はゆったり空間で救われますね(o´Д`)

 22時50分 松本駅は登山者の姿が50%前後

信濃大町行きの最終電車に合わせて動いていますが、前泊組、さすがに登山者の数が多い多い。ここから上高地に向かう方と、後立山連峰に向かう方で大きく組が分かれます。ザックは50リットル超えが多い印象を受けますね。松本駅から信濃大町駅までは23時07分発の鈍行列車で19駅先となります。

 24時00分 南大町駅に到着

信濃大町駅の一歩手前にある南大町駅で下車。他の登山者客は「え?ここで降りるの?」なんて不思議そうな顔をしていましたが、まぁ私が逆の立場であっても間違いなくそう思うことでしょう。でもこれには訳があるんです。南大町駅には23時57分着となりました。うぅ~寒いな・・・

 南大町駅で下車したのは私だけ

お金を極力使わず、安全で、雨風しのげる場所・・・って贅沢極まりない発言ですが、公共交通機関を利用する場合の前泊は、おそらくここが最大の問題になるでしょう。朝までどう過ごせばいいのか?信濃大町駅には今年の3月29日巻機山でやったような野宿が出来る環境はありませんし、駅のそばには交番があるし、駅構内は終電が終わった後に締切になるし・・・なので南大町駅で降りたワケです。

 駅前のコンビニだけが明るい

実は南大町駅から信濃大町駅までは歩いてもそれほど距離はありません。また南大町駅の目の前にはコンビニがあるのに対し、信濃大町駅は最寄でも500m離れた場所まで歩かないといけません。そして最後に宿泊確保ですが、こちらの方がテントを張れそうな場所がたくさんある(爆) い、いや・・・もちろん火を使わず、迷惑にならず、一夜限りで、妙な構造物を建てないと言う、基本的な決まりは守ります。

 9月13日 0時25分 マクドナルドへ避難します

一向に幕営できる場所が決まらないためスマホを取り出して"私と同じようなことをした人" いないかな・・・と調べたら、なんと南大町駅から10分程離れたマクドナルドへ避難し、始発便を待ったと言う方を発見!同じ手を使わせて頂きます。マクドナルドは信濃大町駅方面とは逆側に10分程歩いた場所にあります。

 お腹がすいたので注文

途中まで本当にマクドナルドあるのか?って不安になりましたが、右カーブを曲がると建物の姿がハッキリ見えるようになります。店内はさすがに温かい。これまで頼んだことのないクォータパウンダーセットを頼み、夕食分と朝食分のカロリー補給をここでします。あとは始発便まで待機。マクドナルド殿すみません・・・そしてクォーターパウンダーの味って言うのがよく分かりませんでした(汗)

この時期にもなると0時は寒いです。携帯していた温度計では14度となっていたので朝方はもっと下がっていることでしょう。下界でこの寒さですから山の上では10度以下5度とかが簡単に予想出来ます。ウインドブレーカー等も最適装備ですが、アウターなどの木綿系の装備品も持参すると重宝します。また手の寒さを防ぐ目的でグローブもあるといいかもしれません。9月以降の夜は油断できない寒さです。