筑波山  2005年7月28日  天気:晴れ

ガイドブックを見ながら次の山をチョイス中。電車利用でかつ日帰りできる山を探していたら、関東平野を素晴らしいまでに一望できる筑波山を見つけました。JR常磐線を利用し、その後バスに乗り換え最後にタクシー利用。日帰りで行けるハズの山ですが、電車、バス、タクシーとこうも移動手段が続くと本当に日帰り出来るのか?と疑問が出てくる・・・でも行ける行ける大丈夫だ!

 8時10分 今は廃駅となった筑波駅

JR土浦駅からバスに乗って筑波駅に到着。ここから登山口まではタクシー利用となります。


昔は多くの方が利用し、盛んだったんだろうな思われる筑波駅。1987年を最期に今は完全な廃駅となっています。バスやタクシーのターミナルとして生まれ変わっている姿を見ると、まだまだ需要はあるんだな。しばらく駅周辺をグルグルと歩いてみました。

 8時30分 筑波山つつじヶ丘駅

筑波山の登山口、つつじヶ丘駅に到着しました。駅って名前が付く理由はロープウェイ駅がすぐ近くにあるからです。ロープウェイを使えば筑波山の一つの山頂である女体山まで一気に上ることが出来ます。まだ営業前なので乗れませんが。まぁ、開店していたとしてもロープウェイを使う気は全くないので、結局は登山路を使って筑波山を登ることになります。さてさて、準備に取り掛かりますか。

 これはさすがにゆったりしすぎだろう!

出発前に準備運動。ついでに手洗いに立ち寄ろうとしたら、その近くにロバがいるではないか!最初見たときはエサをパクパク、のったりゆったりと歩いていて普段と変わりのない生活を送っているなって思っていましが、手洗い場から戻ってきたらこの姿。ちょっと落ち着き過ぎだぞ。

 9時10分 弁慶七戻り岩

筑波山には過去の歴史や岩の形を文字って色々な名称がつけられている岩があります。例えばこれは弁慶七戻り岩。弁慶七戻り岩の由来は「あの弁慶さえも恐ろしくて、行こうか戻ろうかと7回も後ずさりしてしまった」という故事からだそうです。

 9時20分 北斗岩

北斗岩です。弘法大師が「北斗の秘法」の修行をしたところだと伝えられたのが始まりだそうですが、北斗の秘法って何だ?北斗2000年の歴史とか?ま、まぁ、こんな感じで他にも大仏岩、立身岩、ガマ石などがあります。ガマ石はちょっと興味あったな。でも他の岩はあまり興味がありませんでした。

 関東平野が見えてきました

関東平野が見えてきました。気が付かないうちに見晴しの良い場所まで登っていたようですね。太陽の照りは相変わらずの激しさ。関東平野って上からみるとどんなものなのか?ジトジト暑さなんか気にせず頂上を目指しますよ~

 9時30分 関東平野

女体山頂に到着し、関東平野を一望です!この景色を見ると疲れが本当にぶっ飛びますね。あまり先に進み過ぎると崖下に落ちてしまうので注意して写真を撮ります。「あの道からバスで来たんだよな、あっちに霞ヶ浦があるんだよな」、一人興奮はしゃいでいます(笑)

 11時00分 御幸ヶ原って名前の広場

筑波山ケーブルカーの駅が併設している食事兼土産店施設が集まる場所です。「どうぞこちらへ」の声が飛び交ったり、2階が360度回転するレストラン施設があったりと、密かに売上商戦バトルが起きています。ある場所でお昼ご飯を食べに行きましたが、味は正直イマイチ。価格は少々高い。ここで食べられたってコトだけが魅力かもしれません。

 11時50分 ケーブルカーに乗り込みます

ご飯も食べ終わり、展望もじっくり堪能し、そして気持ちは帰宅モード。帰りは筑波山神社方面に向かいますが、そこまで登山路を使い自力で下りていくか、ケーブルカーに乗って下りるか選択を迫られます。でも今回は即決でケーブルカーを選択してしまいました(笑) ケーブルカーなんてそうそう乗れるモノじゃないですからね。それに暑いし・・・

御幸ヶ原にオニヤンマがブンブン飛んでいて、トンボとは言えあの大きさには正直ビビります(笑) 筑波山神社に着いてからは日帰り温泉施設に寄ってくつろぎタイム。温泉でスッキリするハズが、夏の暑さと温泉で温まった体が汗を出しまくり余計に苦しく結果に(泣) 結局一番スッキリしたのは帰りのバスと電車。エアコンの風が涼しい。何のために温泉入ったんだか・・・