雲取山  2004年?月??日  天気:晴れのち雨

登山が楽しくなったら次に考えるのが標高の高い山に登りたい!と言うこと。色々とネットで調べていたら、奥多摩に手軽に登れる山があるとの情報をGet!それが雲取山でした。登山3度目にして初めての日本百名山の挑戦となり、少々不安はありますが、山頂から富士山が見えるオマケ付きなのでヤル気が出てきます。今回は「三条の湯」に一泊してから雲取山を目指すコースを辿ります。

 宿泊施設、三条ノ湯に到着

奥多摩駅からバスに乗り、お祭」って名前のバス停て下車。そこから三条の湯に延びる林道を3時間30分かけて歩きます。林道だけでもけっこう長い距離なんです。始めは雲取山荘まで行こうかと考えましたが、温泉がある三条の湯に惚れた。しかも現地で(笑) 気持ちいいですよ~温泉って。ご飯も山菜づくしで美味しかった。今回山荘に泊まった方は6名ほどで、食後の談話も色々と話せて楽しかった。

 ザーザー雨が降る中での登山

翌朝は雨の音が鳴り響く中での起床。しかもまさかの大雨で意気消沈・・・。カッパを着込んで出発となりますが、着ると蒸し暑くなって、でも着なければ寒くなって・・・って、この両極端!どうすればいいんじゃい(泣) でもでも、途中で雨が止んでくれたので助かりました。カッパを脱いだら涼しい風が体に当たって気分も快調、足取りも快調です!雨で遅れた分を取り戻しにいきますぜ。

 ガスガス状態の雲取山

山頂に到着しましたが見事なガス景色~!本当ならここから富士山が見られるハズでしたが、まぁ残念な結果となってしまいました。この後、山頂近くにある雲取山荘に向かって飲料補給。それにしても、これだけガスっているのに不思議と全然寒くないな。雲が消えるよう祈ってましたが、ダメだ・・・一向に景色が変わらないので下山開始。   

 下山開始、稜線を歩きます

下山は往路を完全に戻るのではなく途中から別の道を選択。小雲取山、七ツ石山を経由して「鴨沢」がゴールとなるルートです。ガスガスで周辺は真っ白ですが、登山路にはルートを指し示す標識が完備されているので迷うことはないハズ。あ~景色が見られない登山って、寂しいと言うか悲しいと言うか・・・

 無事に下山できました

「お祭」と「鴨沢」のバス停はどちらも国道411号線沿いにあり、同じバス会社が管轄している停留所です。山頂から鴨沢までに要した時間は6時間程で、ラストの3時間は延々と森の中を歩いたため退屈感と疲労感がひどかったですね。しかも最後の最後で道を間違える凡ミス( ´△`) バス待ちの間、道の反対側にある奥多摩湖を見ながら時間潰しをしていました。

東京都の最高峰を誇る雲取山。今回は雨の中の登頂となりましたが、得るモノもデカかったです。カッパを着込んだ際の蒸し暑さ。雨や汗によって体が冷える低体温症。またガスの中での登頂。ガスの中でルートを見失なわないように歩く慎重さ。晴れたときにまた登って、その時は今度こそ富士山を拝みたいですね。その時は三条の湯でまた1泊しようかな?それとも雲取山荘にしてみようかな?