日光白根山  2009年8月1日  天気:曇り

群馬県と栃木県の県境にそびえる関東以北の最高峰。火山活動によって形成された岩壁など、ここでは独特の地形を見ることが出来ます。日光にはこれまで何度かドライブで訪ねていたものの、日光白根山と言う山は今日まで全く知りませんでした。今回選択した小菅登山口は最寄り駅から相当離れていますのでマイカー推奨です。別名で奥白根山とも呼ばれています。

 なんて名前の花だろう?

登山口には深夜2時頃に到着。この時間ですから辺りは闇っ暗闇でシーンと静まり返っています。近くに沼?湖?があったので近付いてみましたが、この不気味さは何とも言い難い。引き込まれそうな感じです(汗) 真っ暗闇の中での散策も終え、車に戻って朝まで就寝です。そうして朝の4時30分。道端に花が咲いてあったのに気が付きましたけど、なんて名前の花だろうか?

 4時50分 菅沼登山口

日光白根山へは今回選んだ小菅登山口の他に、丸沼高原スキー場口があります。スキー場は施設そのものが目立つので問題なく到着出来ますが、小菅登山口は少々目立たないこともあって、もしかしたら通り過ぎる可能性がありますね。金精峠の近くにありますが、日光から向かう場合でも、沼田から向かう場合でも、前もって場所等をネットで調べておくと良いかもしれません。

 5時50分 ではでは出発

意気揚々と出発したまでは良かったけど、昨日の雨の影響からか湿度が高くジメジメ状態。その中をものすごい数の白い虫がウジャウジャ飛び回っている!なんじゃいこれは!口や目に入り込むことはありませんでしたが、この大量発生は一体?蚊が大量発生して、そこらへんをブンブン飛び回っているイメージを持っていただければよろしいかと(>_<") 帰って調べたら雪解け虫らしいとのことですが、今も分からぬまま。

 7時00分 弥陀ヶ池と日光白根山

平坦な道が続くもんなんで、山頂までの道も大したことないなって思ったら面食らいました。樹林帯から出た瞬間に見えた高くそびえる山。「あれを登るのか?まだあんなにあるのか?」などとショックを受けまくりです。あの衝撃は今でも忘れられない(笑) 前方の山が今回の挑戦する日光白根山です。一緒に写る池は阿見ヶ池。

 日光白根山まで残り800m

池から山頂までは残すところ800mとなりました。目の前には山頂が見えていますので、何も言われずともこの800mは「直登するよ」と言う警告になっています(笑) ここまで来たら行くっきゃない。直登ルートを中腹くらいまで行くと、もう1つの登山口である丸沼高原スキー場口の道に合流します。

 急斜面を振り返る

直登ルートをゼーハーゼーハー言いながら辿っています(汗)

雲行きが怪しくドンヨリした天気だったので、山頂からの景色も期待できないなって思って振り替えったら、目の前に広がる素晴らしい景色に言葉を失いました。直登ルートでメタメタにされている中での出来事。疲れが吹っ飛び俄然ヤル気が沸いてきました( ´∀`)/~~

 8時10分 日光白根山 山頂に到着

風は冷たく寒いですが、本当なら暑い中での到着だったわけです。まぁいいでしょう。山頂に到着しましたが誰もいないので記念写真は看板のみ。山頂はゴツゴツした岩ばかりで足元が悪いですが、それはそれで独特の風景でもあります。歩きにくいですが気にしない気にしない。

 ではでは下山開始です

下山路は五色沼経由を進みます。避難小屋の横を通り五色沼へと進みますが、ガイドブックに書かれた予定歩行の時間通りに到着が出来ません。結構な速さで下りているのですが、到着したら30分遅れのズレ。う~ん、私が間違っているのかガイドブックが間違っているのか。避難小屋も鍵がかかって開かないし・・・何のための避難小屋なんだか。

 全く見えませんが、目の前に五色沼があります

山頂は雲の上でも下は雲の中。五色沼に到着しましたが、この先に池があるのかどうか全く分かりません。知らぬ間にギリギリまで近づいてそこで発見したほどです。危ない危ない・・・

 11時40分 菅沼登山口に戻ってきました

最初に出くわした大量の虫も消え去り安堵。何だったんでしょうね?菅沼登山口には2軒の商店が営業しており、1軒は茶屋で、もう1軒は土産店となっています。

 12時45分 戦場ヶ原を見学

下山後の楽しみとして戦場ヶ原に行きました。こちらは日光白根山と違って蒸し暑いですが、戦場ヶ原や男体山など自然の景色を見て癒されまくりです。日光白根山はと言うと完全に雲の中。雲がアリナシでここまで気温の変化があるんですから山の天気は侮れませんね。

 13時55分 華厳の滝に到着!でも・・・


戦場ヶ原の次は華厳の滝です。でも写真の通り雲雲雲!音だけはゴゴーって響いてきますが景色がないのだから見学の意味がない。これで回覧料金取られるんだから踏んだりけったり(泣) 半額にするとか(これは無理か・・・) 、雲がかかって見えませんとか、何か教えてほしかったですね。

丸沼高原スキー場から向かうルートと菅沼登山口の2つのルートがありますが、今回は菅沼からスタート。菅沼だと日光白根山の巨大さが鮮明に分かりますよ。なんせ木々で隠れ続けていたトコロから突然出てくるんですから。その圧倒さに私はビビりましたね。またどちらのルートを選択しても、最後の直登はカット出来ませんよ~。あの急登はなかなか大変ですので無理せず登りましょう。