富士山①  2010年8月7日  天気:晴れ

今年の夏も仲間と共に行きましょう!日本最高の山、富士山に再び挑戦します。今回は仲間と一緒ってコトで当然私だけではなく、学校時代の友人「IMA氏」と「YU-TARO氏」も一緒に登ります。今回選択したコースは一番ポピュラーな河口湖口五合目からです。「最高のご来光を拝みに行きますよ!」ってなわけで、早速前泊乗り込みをします。ご来光が目的なので、夜耐えるための防寒着を携えて向かいます。

 京王線の新宿駅と高尾駅

京王線の新宿駅から高尾駅へ進み、次にJR中央線に乗り換えて高尾駅から大月駅と歩を進めます。時間も順調そのものだったハズですが、高尾駅に着いた時に不吉なアナウンスが流れてきた。「小淵沢駅付近で発生した倒木被害により、一時運転見合わせを致します」・・・「えぇ!?」

 18時00分 活気に溢れている大月駅

運転見合わせの影響で1時間遅れながらも大月駅に到着。まぁこれくらいは許容範囲だろう。大月駅に近付くにつれ浴衣姿の方が多くなるなと思ったら、大月駅で阿波踊り大会が行われていた。大会!?どんな大会なんだ?祭りではなく大会なので出店があまり無いのが残念。たこ焼き食べたかったな~

 フジサン特急で河口湖駅へ


富士急行線では、時間帯によってフジサン特急にも乗ることが出来ます。特急電車なので当然別料金がかかってしまう訳ですが、そんな時にまた駅のアナウンスが流れてきた。「○時○分出発の電車に車輌トラブルが発生したため、代行列車としてフジサン特急をご利用願います。有料料金はかかりません」と。え!? これはラッキー!

 19時45分 光輝く河口湖駅

フジサン特急に揺られること1時間あまり。河口湖駅に到着です。すっかり夜ですね。ここからバスに乗り換えて五合目に向かいますが、バスターミナルがキチンと整備されているなど以前来たときよりも豪華になった河口湖駅。この時間でもザックを担ぐ登山者がたくさんいました。間違いなく富士山に向かう方でしょう。

 21時00分 河口湖口五合目に到着

富士山出発地点の五合目です。お店のほとんどが閉まっていますが、まだ何件かは営業しています。お手洗いはここから有料になりますので小銭の用意をしましょう。でも駐車場近くにあるお手洗いは無料だったな。記念写真を撮っていよいよ出発です。この辺りからはヒンヤリした空気。防寒着を着込みます。

 六合目に向けてあるきます

五合目から六合目までは基本平坦な道が続きますが上り坂もチラホラ。前半飛ばし過ぎると後々きつくなってくるのでゆっくり歩きます。左を見れば河口湖市街の夜景が見られますよ。また上を見れば天の川が見れます。流れ星も見れましたね。天気がいい証拠ですね~

 ここが六合目と七合目です

六合目辺りで警備員の方が登山者に向けて警告を出しています。「苦しくなったら即下山」、「危なくなったら下山する勇気を!」。六合目からいよいよ坂道が出てきますが、滑りやすい砂の道なので歩くのが少々難。六合目には22時到着。七合目には22時50分到着。夜中だって言うのにスゴイ登山者数だこと。

 さぁ~て、八合目を目指しますよ!

途中にある山荘前では休憩をしている登山者でごった返し状態。山荘では飲食料品が購入できますが登山料金価格になっているので注意しましょう。例えば500mlの水が400円とか。小銭があると便利ですよ。それにしてもこの混雑・・・「休むのは構いませんが道をあけて下さ~い」って言いたくなります。

 でも八合目の道のりは遠いです

道幅がだんだん狭くなってくるので登山者の列も強制的に縮まります。だから、ここから渋滞が際立ってくることになります。道のりが遠く感じる原因の一つが渋滞ですね。光っているのはヘッドライトでライトの列が上までずっと続いています。登山者の数が他の山とは違うんだなって分かる瞬間ですよ。

夜中の登山でもありますので気温はどんどん落ち込んでいき、渋滞か何かで止まったりすると強烈な寒さが襲ってくるため防寒着は必ず持ち合わせましょう。酸素缶が地上ならら200円で買えるところを1本1200円で売っていたのには衝撃的でしたが、使っても使わなくても大差ないので、だったら日常生活で肺活の酸素⇔二酸化炭素の交換量を上げた方がずっと安上がりなのかも。私が缶を見て思ったことでした。