東北遠征の旅①
2015年7月6日 天気:晴れ
当初は北海道遠征で幌尻岳や利尻岳に登ろうと考えてましたが、雨で計画頓挫(>_<) 飛行機チケットを最後まで渋って正解だったな(汗) そして急遽東北の山に登る計画を立て、岩木山、八甲田山、早池峰の3座を制覇しようと考えたのが東北遠征の旅です。東北遠征の旅①は岩木山。一日の前半は移動時間で結構削られてしまったので、もうリフトを使って楽々登山にします!
・・・アクセス・・・
都内から青森県までを車で行こうとすれば自爆は必至(私の場合です) 。今回は電車+レンタカーを選択しました。電車のみとなれば、JR弘前駅まで向かい、そして弘南バスにのって「岩木山神社前」で下車が最短でしょう。車ならナビで「岩木山」とセットして完了。車の場合は岩木山スカイラインを使って八合目まで突っ込むことができるので、最短コースを利用する場合は車がベスト。
・・・所持品・・・
今回は岩木山スカイラインの八合目からスタートしています。まずは日焼け止めクリームは絶対!飲料水は八合目で購入可能。カッパ、汗拭きタオル、上着・・・くらいかな?ストックですが、岩場ばかりのコースなので場所によってはジャマになるかもしれません。でも使っている方もおりました。水はけの悪い場所もありそうですが、晴れていればゲイターも必要ないでしょう。
9時55分 新青森駅 |
旅のスタート地点は新青森駅。東北新幹線の限界まで来たんだな~。駅中には「ミニねぶた」や青森名物の「しじみラーメン」など、興味の出る物がたくさんたくさんありました。土産店コーナーではリンゴのお土産(お菓子)
が目につきます。これはついつい寄り道しちゃうね。
10時10分 レンタカーを借りに行きます |
岩木山、八甲田山、早池峰の3座をぐるりと回るには公共交通機関だけじゃあ時間がかかって仕方ない。手っ取り早いのは車。なので新幹線+レンタカー=トレン太君を利用しました。それにしても新青森駅の外は閑散していると言うか、寂しいと言うか・・・コンビニが見当たらない。
10時55分 東北自動車 青森IC |
東北自動車道の先端、青森ICに到着です。
今回予約したのはヴィッツ(トヨタ)で~す(^_^) プリウスにしようか迷ったんですが、少しでも料金を抑えるためにグレードを1つ下げました。3日間の利用+乗り捨てで約25,000円です。
11時15分 道の駅なみおか |
高速を降り、岩木山に向かう途中で見つけた休憩所でエネルギー補給!!
青森名物「焼干ラーメン」。焼干粉末を麺に練り込んでだ特製麺です。
リンゴソフトクリームです。真っ白ですがリンゴの味はちゃんとします(^o^) そのあとリンゴアレルギーを発症してしまい悶絶してしまいました(>_<) 何で食べたのさ?だって食べたかったから(泣) 浪岡ICを降り「アップルヒル」と言う食事処に寄って休憩をしております。
岩木山が見えてきた |
なんだか岩木山、ごきげんななめですね(>_<) ただいま県道35号線を走行中。
12時30分 津軽岩木スカイラインの入口 |
県道3号線に入って嶽温泉を過ぎれば『津軽岩木スカイライン』の入口が見えてきます。入口から少し進んだところで料金所があり1,800円のお支払。ここからグネグネした坂道をひたすら走行しますけど・・・本当に長い道だった(>_<) 軽自動車だと坂道・・・ちとキツイかもしれない。
12時45分 岩木山八合目 |
駐車場に到着!おぉ~雲が近いな。ここでリフトに乗って高度を稼ぎます。
大人往復820円。小学生とその家族かな?大勢いて大変な賑わいでした(^_^)
リフトの回転率は一般のスキー場と同じなので、それほど待たされることはありませんでした。
13時10分 鳥の海噴火口駅 |
リフト下車!左奥に岩木山が見えますね。ここから1時間40分の登山です。
東北まで来たためか、直射日光が当たっても涼しいんですよね(笑) 汗もそんなにかきませんでした。岩木山の登山道はゴツゴツした岩場が続くため、よく浮石が潜んでいます。足元注意ですね。
13時20分 鳳鳴ヒュッテ |
鳳鳴ヒュッテ=避難小屋です。壁に鐘(非常時用?) が取り付けられていますね。小学生がガンガン鳴らして楽しんでいましたよ。私も鳴らしてみましたが、これ・・・結構な音が響きます。
天気いいですね~ |
不要な荷物は車にデポしてます。荷物が必要最低限なので楽々登れます。
陸自の行軍実践かな?公務お疲れ様です。
ずっと岩場が続きますが難所はゼロ。登山道も明瞭で迷う場所はゼロ。しばらく登ると山頂から「ヤッホー」って声が聞こえてきました。ゴールは近いぞ!
13時40分 山頂に着いた! |
山頂にある三角モニュメント。
雲がすごく近くに感じる・・・
日本海が目の前に広がっているんですが・・・雲がジャマで見渡せない(>_<)
景色はちょっと残念でしたが日本海が見えたので良しとしましょう。山頂ではグループで昼ご飯を食べる方や、仲間とワイワイ談笑している方など、思い思いの過ごし方をしています。私は単独だったから・・・(泣)
13時50分 下山します |
さぁ下山開始だ!その途中ですれ違った女性の方(小学生の保護者) から「すみませ~ん、山頂まではあと何分ぐらいですか?」って聞かれたので、「(私) あと5分くらいじゃないでしょうか?」って言ったら、「え~!? 嘘だったら承知しないですからね(笑) 」って言われました(>_<)
14時35分 ノンアルコールビールを飲む! |
なんなく下山。リフトを降り、そして駐車場の近くにあるお土産店でノンアルコールビールを購入!景色を堪能しながらのビールはやっぱ格別ですね(^o^) なんだかんだで2缶飲んでます(笑)
16時40分 十三湖にある食事処 和歌山 |
登山後の楽しみとして嶽温泉に行こうと考えましたが、それ以上に龍飛崎に行きたくなったので温泉はパス。岬に向かって一気に北上します。岩木山から約110km先で2時間コース。夕日に間に合うかな?
途中の十三湖にある食事処『和歌山』
ここのしじみラーメンが美味しいとの評判なので食べにきました。で、お味なんですが、私としては「しじみはしじみで食べたいな~」です。
国道339号線は海岸線 |
ナビ通りで来た国道339号線は海のそば(海岸線)
を走ります。車が1台も通らなかったので本当に寂しいです。でも途中に野生のサルがたくさん出てきたので安心感を覚えます(笑)
車を止めて写真撮影実施。全く恐れることなく、かと言って懐くこともなく、各自餌をモグモグと夢中な様子。
【注意】 ナビ使用時でのゴール |
「龍飛岬」とナビ検索する場合、最後の最後で思いもよらない場所に連れていかれる可能性があります。今でも「龍飛岬」なのか「龍飛崎」なのか正直分からないんですが、もし初めて行かれる方がおりましたら、『龍飛岬シーサイドパーク』や『ホテル竜飛』側の339号線を走行して下さい。『龍飛岬郵便局』側の339号線は間違いです。私は見事に間違えました(>_<)
18時20分 龍飛崎?龍飛岬?に着いたぞ~!! |
日本唯一の国道階段。階段ですからもちろん歩行者専用です。
竜飛崎灯台です。
太陽が沈む前に何とか辿り着いた!右奥に見えるのが北海道です。
何とか間に合って良かった。ここで親しい方にLINEで夕日の画像と、「津軽海峡~冬~景色♪」のメッセージを一緒に送ってみました。本州最北端、SBの電波は3Gですが3本立ちます。
19時15分 これより酸ヶ湯温泉に向かいます |
無事に夕日を見れたし、コーラも美味かったし(自販機がありました) 、さぁこれから八甲田山に向けて出発ししょう!ナビで「酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん) 」と入力します。ここから約100km先か・・・長いな(>_<) 今度は国道280号線を南下していきますが、こちらの方は民家が目立ちますね。339号線と同じ海岸線の横なのに、なぜこうも差があるんだろうか・・・
真っ暗道になってもうた |
ラジオで音楽を聴きながら走っていても実は暇でしょうがない(泣)
途中で外食、またコンビニで明日の食料調達、ついでに仮眠、なんて色々やってたら時間がメチャメチャ経ってしまった。早く酸ヶ湯温泉に向かいます。国道103号線は綺麗で完全舗装された道なので安全です。
23時00分 酸ヶ湯温泉! |
長かった・・・酸ヶ湯温泉に到着。硫黄の臭いがすごいです。
八甲田山の駐車場は何ヶ所かあるんですが、私としては酸ヶ湯温泉がベストだと思います。無料駐車場ですし、トイレも完備。また下山後の楽しみとして酸ヶ湯温泉に入れるのもGoodGood!ここには23時になってようやく到着となりました。眠いしさっさと寝ちゃいましょうzzz
岩木山は時間の都合でリフトを使った楽々登山にしちゃいましたが、本当なら1合目から登りたかったですね。それにしても午前は移動時間で取られたので、実質午後しか動けないワケでしたが、岩木山を登って、そして龍飛崎をグルリと回って、そして酸ヶ湯温泉まで来れるもんですね~。ついでに嶽温泉に入ってみたかったんですが、それは贅沢かな?お話はここまでにして、お休みなさいzzz