日向山  2012年10月20日  天気:晴れ

日向(ひなた) 山は甲斐駒ケ岳の麓にある山で、花崗岩質で出来た独特な地形が見られます。その白色で造られた花崗岩の地は「行ってみないと体験できない」コトが多く詰まっているそうです。どんな体験なんでしょうかね。本日は最高の天気です。北アルプス縦走中に1代目の登山靴が壊れてしまいましたので、本日は2代目の登山靴を履いての登頂となります。

 10月19日 23時20分 外環道

外環道の走行中の写真です。あ、ちゃんと助手席から撮ってますよ。こんな時間でも結構な数の車が走っており、特に多かったのは運送用のトラックですね。大型トラックやタンクローリーなどの大型車が目立ちます。夜の移動だから眠いですよね。本当にお疲れ様です。

 10月20日 1時50分 談合坂SAと双葉SA

休憩にPA(パーキングエリア) を選ぶのも良いですが、さすがに売店は夜になると営業はしていませんので、大きな駐車場、大きな手洗い場所、お土産コーナーなどが多く揃うSA(サービスエリア) のほうが良いかもしれませんね。双葉SAに寄って夜ご飯にラーメンを食べましたけど、こう言う所で食べるご飯ってなんだか美味しく感じるんですよね。無理言ってラーメン大盛にしちゃいました。

 2時40分 道の駅はくしゅう


「道の駅はくしゅう」に到着しました。空を見上げれば月や星がハッキリと見え、明日は申し分のない天気に期待が出来そう。オリオン座や北斗七星、かろうじてカシオペア座が見えるかな?流れ星も何回か確認出来ました。息が真っ白くなるほどの寒さですが、これくらいなら耐えられる。

 5時40分 ここが矢立石登山口



朝も寒い寒い。道の駅はくしゅうの近くにある「白州中学東」の交差点を右折し県道614号線を進みます。しばらく直進すると、対向車が来ると冷や汗を感じる細さの林道に変わります。写真は日向山の駐車場。あまり広くないのが難点です。そして!2代目の登山靴お披露目です!

 6時05分 なんだか肌寒いなぁ~ 



秋や冬の時期は夏とは違って太陽が顔を出すまでの時間も考えないとダメですね。標高が低いとはいえ寒いです。アウターを着込んで太陽が出てくるまでの間は寒さをしのがないといけません。ちなみと長袖インナーとアウターを1着ずつ着込んでちょうど良い感じになります。

 山頂まで半分?


太陽の日差しが入り込み、体もそれに合わせて温かくなり始め、ようやく調子の出た登山が出来るようなりました。途中の木に現在地点を示すプレートが付けられていて、今どれ位の場所にいるのかが判断出来るようになっています。右の写真では「10分の5」、つまり半分ってことです。

 7時15分 光と緑と紅葉の綺麗さ



「もしかしたら紅葉見られる?」って期待して登山に向かったので、本当に見られたときは思わず「おお~っ」て叫んじゃいました。やっぱり紅葉は太陽の光が入ってこないと映えないですね。登山口は緑色が目立っていたけど、少し標高が上がるだけで色がここまで変わるとは・・・

 7時30分 10\9 雨量計に到着しました


いよいよ山頂目前ともなる「10分の9」プレートを通り過ぎました。雨量計が設置されている場所なので、プレートを見落とした場合は雨量計を見ても判断が出来ます。看板にも書いてあるから間違いなく雨量計の機械だとは思いますが、どんな方法で測定しているんだろうか?

 7時40分 山頂に到着


初めての分岐点ですね。右に進むと山頂の目印となる三角点があり、左に進むと白い大地のある雁ヶ原に続きます。山頂へはここから1分もかからない場所ですので、まずはそっちに行きましょう。日向山の山頂で間違いないですが、あまりの殺風景さに逆にビックリしました。これが山頂・・・?

 雁ヶ原の景色を堪能!

八ヶ岳がハッキリ見える!本日は晴天なり!

近い将来、いつかは登ってみたい甲斐駒ヶ岳。



「ん?なんだこの台地は?本当に真っ白だ」・・・これが私の最初のコメントです。この辺りは花崗岩で形成された場所で、その花崗岩が風化されることによりこのような白い大地が生まれています。この白い大地を見た方の意見が面白く、「月面に見える」、「砂浜に見える」と言った、山の上では考えられない答えが寄せられています(驚) そんな場所で私はコーヒーを淹れています。なるほど・・・この確かに来てみないとこの不思議さは体験できないですね。

 先端で記念写真

花崗岩って壊れやすくて脆くって、まるでこれは石灰岩ですな。雁ヶ原の先端まで歩いて

 9時05分 下山開始です



ブナの木が太陽の日差し効果で新緑っぽく見えます。山頂はとても寂しい場所でしたが雁ヶ原は圧巻の場所でしたね。甲斐駒ヶ岳も花崗岩質の山ですので雁ヶ原と同じ風景が広がっていることでしょう。月面、砂浜・・・確かに雁ヶ原をずっと見ているとそんな錯覚を覚えます。

 9時50分 矢立石登山口は大混雑



4時間ぶりに登山口に戻って来ました・・・が、思った通りの混雑ぶりです。最初はガラガラだった駐車場もあっという間の満車。スペースがどこにもなかったようで、駐車場とは関係のない路肩や駐車場前の坂道に何台もの車が駐車していました。早く来て正解ですね。

 10時15分 道の駅はくしゅうに再び


深夜2時に車中泊をした道の駅はくしゅうです。下山後にまた立ち寄りました。ここも賑やかでしたね~。野菜の直売店があって野菜が色々と売られていたのでシイタケを買って帰宅します。シイタケはひっくり返して塩かけて直火で炙って食べるのが一番好きですφ(´∀`。c)

色々なガイドブックを見ても日向山はマイカー向きの山だと書いてあります。確かに行ってみて分かりましたが、徒歩は遠すぎるので絶対に無理。次にバス、道が細くて通れないでしょう。最後はタクシー頼みとなりますが、距離があるので往復料金がバカにならないでしょうね。一番無難なのがマイカーを使って登山口まで行く方法ですが、これはこれで運転技量が求められるので・・・対向車が来たら大変です。