常念岳②  2013年5月18日  天気:晴れ 

常念岳の下山編となります。今日も素晴らしいほどの快晴で、ご来光や槍ヶ岳の雄姿がハッキリ見えて気分は最高潮。縦走が出来たらさらに充実した日となりそうでしたが、今日までに車を戻さないといけないために渋々の下山となります。でも簡単には帰りませんよ。曇野市内の散策ドライブや日帰り温泉、蕎麦を食したりと長野県まで来たって思い出を作りにいきます。

 5時00分 起床



朝の5時30分が朝食タイムで、眠い顔をしながら食堂に来てみたら目の前に並ぶホックホクの朝ごはんに一気に目が覚めます。昨日あれ程食べたのにまた3回もおかわりしてしまった(笑) そんでそんで、食事の後は少し小屋内を探検してみましょうか。館内マップがカラフルで良いですね。「舞姫」って名前の部屋があって、後で調べたら1992年9月17日に皇太子殿下が食事をされた場所であると知ってビックリ!

 6時30分 常念小屋出発

出発時間になりました。眼下に広がる朝靄の演出に感動を覚えます。

朝靄の中に安曇野市街が見えますね。


今回は縦走なしの下山。縦走だと常念岳と蝶ヶ岳を結んで槍ヶ岳と奥穂高岳がずっと見えるパノラマロードになるかな。それを今日みたいな残雪シーズンで歩けば雪の積もった素晴らしい山々の景色がいつまでも綺麗に見られることでしょう。

 胸突き八丁を下ります


雪渓に加えて急な斜面。アイゼンが必要と思えるほどの厄介な道です。下手に滑ったら大怪我は免れないでしょう。胸突き八丁を登る際も厳しいものでしたが、下山時もこの斜面を下りるって考えると足が震えてきます。当然アイゼンを装着して雪渓を下りていきますよ。

 王滝ベンチに向かいます


アイゼンの効果は絶大ですね(^o^) 無事に怪我なく雪渓を下りてきました。濡れたアイゼン乾かすために手に持って歩いています。常念岳を目指す登山者の方とすれ違うたびに「アイゼンは必要だったのか?」と聞かれます。「帰りはアイゼン無しじゃあ怖いですね」とアドバイスを一言。

 8時15分 王滝ベンチに到着


沢の音がだんだんと大きくなってくるって頃に王滝ベンチに到着となります。丸太ベンチがありましたので、腰かけて思いっきり背伸びをして、そして大きく口をあけて思いっきり空気を吸う・・・完全なリラックスムード状態。湧水で喉を潤し気力体力も完全に回復!長居したくなる場所だ。

 一ノ沢登山口へ到着



王滝ベンチから先は平坦な道がひたっすら続くだけ。でも所々にある残雪が道を塞いでいるのでそこは楽できず。そしてよ~うやく一ノ沢登山口に到着となります。なんとなんと、都心では見頃を終えたタンポポもここでは見頃じゃないですか。

 9時10分 駐車場に到着


一ノ沢登山口を過ぎたらあとはゴールまでの林道歩き。もちろんこのまま帰宅じゃあ面白くもないので日帰り温泉に行きましょう。常念小屋のオーナーから日帰り温泉の良い場所をちゃっかり聞いていたんですよね。クーポンも貰ったし。

 10時30分 途中で北アルプスを撮影

田園風景も一興なり。日帰り温泉に向かっている途中に雪景色の綺麗な山が見えたので撮影。北アルプスは間違いないのですが常念岳を撮っているのかがわからん(汗) もしかしたら蝶ヶ岳を撮っている?それとも関係のない山?誰か分かる方がおりましたら教えて下さい。

 11時15分 日帰り温泉可能!常念坊に到着



日帰り温泉施設の常念坊に到着です。常念小屋の領収書、もしくは常念坊のホームページにあるクーポンを持ってくると100円(だったかな?) の値引きが出来ます。本日は誰もいなかったのでのびのびと入浴できましたが、温泉自体はちっと狭い印象かな?最後はお約束のコーヒー牛乳。

 11時45分 道の駅 ほりがねの里


日帰り温泉に立ち寄り、それでも時間に余裕があったので道の駅に寄ってみます。道の駅に寄って真っ先に向かった場所と言えば食堂です(笑) なんせ昼食を取っていないもので。長野県まで来たんですから頼むものと言えば蕎麦で決まりですね。お腹が空いていたので美味しかった。施設の後ろからまたまた山が見えたのでまた撮影しましたが、今度こそ常念岳かな?

北アルプスの常念岳、行ってみる価値大です。残雪の時期に行ったのも良かったです。常念岳だけじゃなく蝶ヶ岳まで縦走するのも魅力あるコースなので、今度予定がつけば行ってみたいと思います。その際は燕岳も結ぼうかな?だったら表銀座コース(コースの名称です) の挑戦がいいかも。往路は中央道を通って来たので、復路は上信越道を通って帰りました。