金時山  2013年7月15日  天気:晴れ 

3連休なのにモロモロの事情で身動きが取れず、気が付いたら3連休の最終日になってしまった。ちょっと待てぃ!いくら仕方のない事情であってもドコにも行けないなんて辛すぎる!無理してでも出かけてやる。となれば簡単に行ける山に行こうではないか。予算も少し抑えたいから近場の山・・・。そうだ、金時山にまた行こう!今度こそ富士山が見られるかもしれない。

 2時00分 足柄SA

首都高速中央環状線の大橋Jctを通り東名道を走り続けること数時間。足柄SAに到着しました。意外にも学生と思われる方が多くいて驚きました。足柄SAは夜になると営業店が縮小するんでしょうかね?夜ご飯を食べようと思いましたが店の大半以上が閉まってました。

 4時50分 登山口周辺

御殿場ICを降りたら国道138号線に合流し箱根方面へと向かいます。金時山登山口まではちょいと長い走行になります。3時に登山口に到着したので5時まで寝ようとしたけど、朝方のミンミンゼミがスゴイ数で鳴りまくっている・・・。窓を閉めても効果なし。完全なる睡眠妨害(泣)

 5時15分 公時神社

セミの目覚まし時計はかなり強烈。予定よりも早く起きてしまったので、そのまま早めの出発になっちゃいました。登山口から歩くこと数分で公時神社に到着です。早い時間なので周囲には誰もいなくとても静か。怪我なく無事に下山できるようお祈りをして山頂を目指します。

 5時30分 車道に出ます


コースの途中に出てくる業務車両専用の車道を横切ります。一般車は立ち入り禁止となっているので一般車はここまで来ることは出来ませんが、休憩の途中に軽トラが1台通って行きましたね。どこに行くんだろう?この先に何があるんでしょうか?

 5時35分 金時山宿り石

金時山で印象深いモノと言ったらこの宿り石でしょう。大きな石が真ん中で真っ二つに裂けています。ここで金太郎が生まれたとかって言う話しを聞いたことがありますが、石から生まれるなんて只者じゃねぇな(笑) それにしても、石の周りにある支えの棒みたいな物は一体何なんでしょうね?

 ピョン吉参上!

ゲゴゲゴ、ピョン吉が突然現れた!さすがは長年テレビに出ていただけあって慌てる素振り全くナシ。落ち着きようが半端ねぇな!って、ピョン吉ってもう古い?カメラをピョン吉から30cmのところまで近づけていますが、全く微動だにしません。そうか、出演しすぎて疲れてんだな?・・・まぁこの辺りで終わりにしましょう(笑)

 5時55分 登山道はこんな感じ

金時山登山口から進むこのコースは中腹まで木々が生い茂ってしまっているため展望が望めません。ちょっとガッカリ感はありますが、でも鳥の鳴き声が辺りから聞こえてきてガッカリの気持ちが和らぎます。木の根っこがむき出しになっていたりと登山路そのものにも見応えもありますね。

 6時25分 徐々に開けてきた

涼しい風を受けながら中腹まで歩き、ようやく展望のある場所まで登ってきました。今まで木々に囲まれた場所をただ黙々と歩いてきたので、開放感のある場所に来ると気分がスカッとします。ここから芦ノ湖や大涌谷の眺望が望めますが、その写真はもう少し行ったあとで。

 6時30分 矢倉沢分岐

矢倉沢分岐に到着しました。前回登ったのは今年の1月でしたね。その時はここからアイスバーン路が山頂まで続いていて大変な思いをしましたが、今回は当然のコト雪もなく問題ナシ。休憩を取って残りを一気に登ります。山頂までは20分の距離を残すのみとなりました。

 芦ノ湖方面を見ます

ひたすら続く階段を登っていけば、途中にこんな素晴らしい展望場所が待っています。芦ノ湖や大涌谷、千石原などが一望できます。まだ朝靄が残っていますが、それはそれで良い演出を出していますね。矢倉沢分岐の手前にもある開けた場所からも同じ景色が見られます。

 山頂までもう少し


冬ではガチガチのアイスバーンだった道も夏になればご覧の通りラクラク登れます。冬の金時山がどんな感じだったのか興味がもし御座いましたら、こちらのページ、金時山(2013年1月5日)を見て頂ければと思います。ただ、写真じゃ上手く伝わらないかもしれませんが。

 7時00 山頂に到着しました

本当に絵になる富士山ですね~

朝靄が晴れ、芦ノ湖がハッキリ見えるようになりました。


風もなく本当に穏やかなので、ちょいと長めの休憩でも取りましょうか。さすがに朝が早いだけあって登山者の姿はほとんどありません。それとお決まりの場所で記念写真を撮ってもらいましたが、あれ?前回来た時にあったレプリカのマサカリが無いぞ・・・なぜ?撤去されちゃったのか?

 来た道を戻ります

今日は車なので無謀な縦走はせず素直に駐車場に戻ります。すれ違う登山者の方も多くなり、子供から年配の方まで幅広い年齢層の方が登っていました。今回私が出会った最年少の登山者は4歳の女の子です。「4さ~い」って可愛らしい笑顔で教えてくれました。

 ちょっと私も・・・

金時山宿り石まで戻り、ちょっと遊び心。私もちょっとマネしてみます。どこだか分かりますか?良い枝がないんで頼りなさそうな感じになっちゃいましたが、これで私も仲間入り(笑) 太陽がだんだんと上がってきて蒸し暑さが到来。木が日差しを隠しているとはいえ、蒸し暑さは防げない。

 9時00分 強烈すぎる夏の日差し

ここは業務車両が通る専用道路辺りです。空を見上げると太陽のまぶしい日差しが降り注ぎます。夏の日差しが強烈であり、そしてセミの鳴き声も強烈です(笑) でも夏って感じですよね~。ちょうど良い休憩場所なので、ここで飲料水を飲み、喉を潤してます。

 11時30分 鳴沢氷穴を見学

下山後の楽しみとして山梨県の鳴沢氷穴に来ています。富士山が世界遺産に登録された影響なのか、駐車場を含めて異常なまでの混雑ぶりとなっています。長い行列を経てようやく中に入り、その瞬間「おぉ~寒い~」って声がアチラコチラから聞こえます。マイナス3度の世界ですから当然でしょうね。外は蒸し暑く汗ダラダラでしたが、鳴沢氷穴の洞窟に入った瞬間、今まで暑かった体が一瞬にして寒くなりました。夏とは言え半袖で中に入るとちょっと寒いですよ。

 12時30分 西湖いやしの里 根場


根場と書いて「ねんば」と読みます。古風で趣がある場所がとても好きなので、下山後の楽しみとして是非来てみたいと前々から思っていました。匠の技術を持った方々のお土産がたくさん並んでいて魅力大!5000円の扇子を購入しましたよ。

山に登るだけじゃあ飽き足らず、今じゃ下山後の楽しみまで計画する始末(汗) 今回登った金時山コースは初級者コースってなっていますが、ヨイショって乗り越える場所もあったりと人によっては大変かも。「本当にこれが初級者コースか!?」と疑問を持つ方もいるでしょう。でもね、4歳の女の子も登っていたからな~。初級者コースで間違いないでしょう(笑)