男体山 2013年4月13日 天気:曇り
電車の旅、ドライブの旅・・・と、何度も訪れた日光ですが、なぜか男体山だけは後回しをしてしまい、いつも雄大な姿を見上げているだけでした。中禅寺湖の前に大きくそびえ立つ男体山は間違いなく日光を象徴していることでしょう。季節は残雪時期ではありますが、そろそろ登頂しにいかないとダメですね。もちろんのコト、今回もお馴染のマイカー登山となっています。
0時15分 佐野SAで佐野ラーメンを食す |
時計の針は深夜0時を回りました。東北道に乗って宇都宮方面を目指していますが、さすがに休みなしで運転してきたため睡魔が襲ってきます。危険信号です。ちょうど佐野SAの直前だったので是非立ち寄りましょう!小腹が空いていたので夜食に佐野ラーメンを注文しました。
4時45分 日光口PAで時間調整 |
本来は二荒山神社の駐車場に止めるのがベストなのですが、この時期は二荒山神社の登山口門が閉ざされているため都合が悪い。なので別の場所からのアプローチを検討しています。その場所は市営の有料駐車場。でも面倒なことに営業時間が設けられているため早く到着しても待ちぼうけ。時間調整が必要となるんです。清滝ICを抜けてからの注意点として、最初の信号を過ぎるとSAVEON、FamilyMartが出てきますが、それ以降はコンビニが消えます。
6時00分 戦場ヶ原で時間潰し |
有料駐車場は7時からの営業ですので、あと1時間も待ちぼうけか(泣) 時間調整をしましたが、思ったよりも早く着いてしまったため戦場ヶ原まで行ってさらに時間を潰します。ここから男体山が見られますが実に堂々とした姿だ!それに戦場ヶ原は風が冷たくて気持ち良かった。
7時00分 県営湖畔駐車場(有料駐車場) |
とうとう7時!駐車場がやっと営業開始!ここの駐車代金は退場時に支払うシステムになっています。この時期はメイン登山口である二荒山神社の登山門が固く閉ざされているため登山が出来ないことになっていますが、今日は別のルートを使ってその問題を解決させましょう。
いざ!出発です! (・・・裏道から) |
登山口は車を止めた県営湖畔駐車場から。「看板裏3m後方に道あり(左奥に進む)」⇒「途中にある分岐を左に進む」⇒「国道120号線沿いに10分程歩く」⇒「二荒山神社裏手に着く」と言う順番を辿ります。これを現地で発見するまでどれほど苦労したことか・・・って大げさ?
7時20分 一合目に到着 |
二荒山神社の裏手に到着しました。位置は登山門の真裏になりまして、ここから登山開始となります。最初は石段を上がるだけの単調な登りから始まり一合目に到着。この辺り、なだらかな傾斜なのですが妙に疲れた気がします。足場が不安定だから?休憩を挟んで先に進みます。
7時45分 三合目に到着・・・ってあれ?二合目は? |
さぁ三合目に来たぞ!って、あれ?二合目通り過ぎたの?え、どこにあった?誰かご存知の方がおりましたら教えて下さい。三合目を過ぎたら四合目までは舗装された林道を歩きます。道路工事中や危険と言った注意看板が路肩にありましたのでトラックとかが通るようですね。
8時00分 四合目に到着 |
林道は15分から20分程。途中で視界が晴れて中禅寺湖が望めますので天気が良いと眺望を楽しみながら林道を歩けます。鳥居が見えてきたら四合目の到着です。ガイドブックによればここから急登が始まるようで、いよいよ男体山の登山開始ホイッスルが鳴ります。
8時15分 五合目に到着 |
「なんだ、意外に簡単じゃん」と思った途端に急登が出てきました!ガイドブックに書いてある通り傾斜の強い坂道が多くなっています。この辺りから少しずつ残雪が見え始めてきましたので、この調子だとおそらく山頂手前には相当な雪が積もっていることが予想されます。
8時55分 七合目に到着・・・って、え?六合目どこ? |
二合目に続き六合目も見落としてしまったようで、気付いたら七合目に到着していました。男体山は富士山と違って「〇合目」の出る頻度が早いですね。日陰にある残雪の量がだんだんと多くなってきました。
9時20分 八合目に到着 |
雪が出てきたり雪が解けていたりと積雪量が全く読めない男体山ですが、事前に確認したサイト情報では九合目辺りからモワっと雪が出てくるようです。またゴツゴツした石を乗り越える道がとにかく多くヘトヘトになります。こんな石に氷が張りついていたらと思うとゾッとする。
9時40分 九合目に到着 |
八合目以降はサイト情報通りで完全な雪道に化けました。まだ雪が凍っていない(氷になっていない) 道なのでアイゼン装着なしでも登れますが、かわりに足が雪に沈んでしまったり、もつれて雪に中にダイブしたりと体力の消耗が激しい!この傾斜、夏でもきついんだろうな。そんな中で雪の中から九合目の石碑を発見。
山頂に向けてラストスパート・・・になるハズが |
九合目辺りの雪道も疲れますが、九合目から山頂までの道もこれまた相当疲れます。残すは数十mだと分かっていながらもスピードが全く出ないんです。なぜ?九合目以降からは樹林帯を抜けて強風エリアに突入してしまい、体が前に出せないんです。実は今メチャメチャ強風なんです!強風に煽られて体がよろける!
10時10分 男体山登頂成功! |
一際ボコっと目立つ日光白根山。あちらの山も完全な雪化粧。
ちょっと霞んでいますね。でも眺望であることに変わりなし。
超強風で荒れまくりです。一際大きく見える山は日光白根山でしょうかね?他にも中禅寺湖や戦場ヶ原、市街も一望できて申し分なし。山頂は奥になるので行ってみましょう・・・と、お?大剣が刺さっているじゃないか!でも写真からじゃ確認は難しいな。一緒に写真を撮りたかったけど誰もいないので無理でした。
風が強いので早々に下山開始 |
山頂ではジッとしていられないほどの風が吹き荒れ、これでは体が冷えてしまう一方なので記念写真を撮ったあとは早めの撤収に入ります。下山中に何名かの登山者の方とすれ違ったので、登山口のことを尋ねてみたところ、やはり皆さん登山口を探すのに苦労された様子でした。
12時10分 駐車場まで戻ってきました |
山頂で吹き荒れる風が嘘のように収まりましたが、風が止んだと思えば今度は蒸し暑さが到来し、結局苦しさは変わぬまま続きます(笑) 二荒山神社の門は固く閉ざされているので裏から回って駐車場へと向かいましょう。蒸し暑い中歩くこと数分で駐車場に到着となります。
13時30分 下山後に竜頭ノ滝を見学 |
下山後、時間に余裕があったので竜頭ノ滝を見物しに行きました。新聞によく載る正面からの景色が一番有名ではありますが、私はもう少し上がった場所から見る景色の方が迫力があって好きですね。滝の流れる音を間近で聞きながらマイナスイオンを取り入れています(笑)
宇都宮ICから清滝ICを走る日光宇都宮道路は速度取締りが厳しいようで、覆面パトカーが常時うろついています。事実、真夜中の2時頃に速度超過で捕まったと思われる乗用車が覆面パトカーに捕まっていました。夜中の2時ですよ!?他にもいろは坂でも取締りが行われていますので、マイカー登山の方は十分にご注意下さい。減点された上に反則金なんて痛すぎる!