北海道遠征の旅⑦

 

2014年8月15日  天気:晴れ

無事に"北海道遠征の旅" が終了となりましたが、テント泊が一度も出来なかったことにショックを隠せません。まぁ過ぎたことを考えても仕方ないか。トムラウシ温泉(東大雪荘) の駐車場で車中泊をして疲労はほとんど解消!これまで結構歩いてきましたから9時間は軽く寝ていたと思います。本日は17時までにレンタカーを返さなくちゃいけませんが、まだまだ寄り道をして北海道の思い出を増やしたいと思います。

 7時15分 起床

起きてスマホを見たら7時になってるじゃん。昨日は22時頃に寝たから・・・9時間寝たことになるのか。すげぇな(驚) 車中泊でこれほど寝たのは初めてかもしれません。それほど疲労困憊な状態だったんでしょうね。本当に気分がスカってしています。でもまだボヨーンって感じが残ってますが。

 洗い場なんてあったの?

なんと洗い場が設けてありましたよ。東大雪荘の入り口近くにある橋のそばです。まさか専用の洗い場があるなんて思っていなかったから、トムラウシ登山で汚れてしまった靴とゲイターをここで洗います。

 8時30分 JR新得駅へのバスが到着

トムラウシ温泉とJR新得駅間を走るバス。始発が8時40分ですから駅に着くのは1時間後の9時40分ころでしょうか?トムラウシのメジャー計画は車で向かうことが多いのでバスの利用客は少なかったですね。

 それじゃあ帰りますか

トムラウシ温泉手前にあるダート道。昨日は真っ暗の時に通ったためダートの規模がよく分かんなかったと思いまして本日改めての撮影。綺麗に整備されていますが走ると結構揺れます。ちなみとトムラウシ短縮登山口までのダート道はこんなもんじゃありません。"もっとヒドイ" の一言につきます。

 山奥だなぁ~って感じの風景

山奥に行くとよく見かける幾重にも伸びる川。源流はトムラウシの山中にあることでしょう。


同じ道を引き返すだけじゃ楽しくもなんともないので行ってない道を選択。すると聞いたこともない地名がたくさん現れ始め、改めてどこに行こうとしているのか分からなくなりビビり始めてきました。車通りも非常に少なく歩行者なんてゼロ。でも動物は横から飛び出してくるんで歩行者以上に気を付けないといけません。

 9時50分 道の駅 うりまく

店内のお土産品は"馬" って言わんばかりの馬グッズが揃っています。ぬいぐるみ、バッチ、絵葉書あたりは分かる範囲なんですが、蹄(ひづめ) までお土産品にするセンスは正直驚きを隠せません(写真は載せておりません) 。屋外では乗馬体験が出来るんですが、さすがに私が乗るのは恥ずかしい・・・誰かが乗馬している写真を撮らせて頂きます。

 旭山動物園をカーナビにセット

旭山動物園にセットして139kmと表示された時、「あぁ~結構近いんだな」って思ったけれど、これって感覚がマヒしていからなのかもしれません。普通に考えて100kmオーバーは遠いですよね?

 10時50分 峠の休憩所

パラグライダーが何機もあるけど、ここって出発基地なのかな?


峠までって距離が長いもんですから途中に休憩場所があったりしたら貴重なんです。そうして見つけた休憩所、疲れたので立ち寄りましょう。何台もの車が駐車しにくるため油断したら交通事故を引き起こしますね。道路を渡った先に展望台があって、そこで記念写真を撮る方が何名もいました。

 メロンソフトクリームを嗜む

ここで食事を済ませ、デザートにメロンソフトクリーム。肌寒い気温の中でソフトクリームを買うって正直考えられない行動ですが、せっかく北海道に来て、せっかくのご当地グルメなんですから恥ずかしさなんて1mmもなく購入。先日食べたイチゴソフトに負けず劣らず美味しいです。メロンの味がしっかりしてますね~

 11時50分 再び道の駅 南ふらの

旭川動物園へはこれまで通った道を全部逆走するワケですが、これがまたシンドイ。"南ふらの" って道の駅はおととい止まった場所ですが、今日もまた止まります。時間が昼過ぎってのもあって駐車場は大混雑。北海道警が白バイに子供たちを乗せていましたが、1歳にも満たない子供は怖がって泣いてましたね。

 13時00分 ようやく市街地に入ってきた

富良野市内に入り、次は旭川市街地を目指しますよ!

 14時30分 旭山動物園!!

ここが旭山動物園。とにかく家族連れのお客さんが多いこと多いこと(^_^)


旭山動物園の標識が出始めた時は「ここまで来たんだな~」と自分に拍手。さっき139kmで感覚がマヒした・・・なんて書きましたが、やっぱり139kmは長いよ(笑) 駐車場はなかなかの広さですが無料駐車場はナシ。満車かな~って心配しましたが奥に進めば空車がたくさん。500円支払って無事駐車。

 鳥たちのお出迎え・・・?

一人で動物園に入るなんて人生で初めての経験です(笑) でも関係ナシ。満喫することだけに集中してズカズカ上がり込んじゃいましょう(笑) 早速フラミンゴと黒い白鳥?がお出迎え。でも全くこっちを見てくれないどころか気付いてもいない感じです。まぁ友達(他の鳥) と一緒にいるほうが楽しいもんね。

 水中トンネルのペンギン館

ペンギン館の水中トンネル。おぉ~ってみんな驚いていましたね。

ペンギンが水面を泳ぐとこんな感じに見えます。下から見る事なんてまずないよね。

別場所に移動。ドヤ顔のペンギンが登場です。何とも微笑ましい。正面はガラス張りになってますので、これ以上ペンギンも近寄れないのですが、このペンギン、最初は遠くにいたんですが徐々にこちらに近付いて手をバタバタしてクチバシを上に向けて「ぺペペペペ」と鳴いていました。子供たちが大笑いしてました。

 続いて もうじゅう館

"もうじゅう館" にはライオンやトラがいるんですが眠いのか全く動こうとしませんね。このままグデーって感じで気持ちよく眠っています。ちょうどお腹も満たされたんでしょうかね?ピクリとも動かないんでここは通過。

 他にも色々な動物たちがいます


過去に旭山動物園は赤字が膨らんだことで廃園寸前にまで追い込まれる事態となりましたが、従業員さんの動物園改革プロジェクトが黒字へ転換させた!すごい!ペンギン館の水中トンネルも案の一つであり、動物がとにかく間近に見られることが旭山動物園の最大のポイント。たしかに間近で見られます。

 15時30分 ちょっと休憩しましょう

日差しは強く暑ぃ・・・お土産店に入って涼むとしようか。店内には当然のこと動物たちをモジッたお土産が大量に陳列されています。ペンギンラーメンやライオンラーメンなど奇抜な商品名には驚きましたが、エビみそ味、しおホタテ味と「なぁ~んだ、ラーメンか」と"物" が分かって妙な一安心感(笑)

 キリンとホッキョクグマ

キリンと目があった。キリンってモーって鳴くの、みなさんご存知?

ホッキョクグマですが元気が無い様子、ライオンと同じくやる気ねぇ~なって感じです。それもそうでしょう。今日は日差しが強いんですから北極に棲む動物が日本の気候に耐えられるわけがない。今日のホッキョクグマはこんな感じで微動だにしません。でも暑いんだったら水の中に入ればいいのに・・・疲れてるのかな?「あんさん疲れてますね」、「毎回水に飛び込むのも疲れるもんなんだよ」

 さてと、旭川空港に向かいましょう

旭山動物園もグルグル回って満喫したことだし、そろそろレンタカーを返しに行きましょうか?いよいよ最終目的地の旭川空港に向かいます。青看板に"旭川空港" の文字が出始めたとき、なんとも言えない悲しい気持ちが込み上げてきました。「これで北海道も終わりか・・・もっと長くいたかったな~」

 17時05分 北海道の終着点 旭川空港

車を戻したら旭川空港に向かいましょう。まずは飛行機に持ち込めないEPIガスを早めに手荷物検査員に回収してもらいます。さっさと済ませた方が後々楽になるんで。そんで搭乗手続きの時間まではまだ時間があるのでここは空港施設内を色々と巡ってみましょうか。2Fに上がるとお土産店が並んでいて、3Fに行くと飲食店が立ち並びます。デカいザックを背負ったままの店内散策は正直嫌なもんだ・・・通路狭いので。

 17時05分 腹が減ったので食う!

なんだかお腹が空いたので寿司を食べます。ボタンエビの造りに丼物。ビールも2杯飲んでかなり満喫しています。空港内の食事処は高いイメージがありますが、そうでもない様子かな?とはいえ基本寿司って高いもんですから、やっぱり気になるその値段は合計で・・・6,500円+消費税8%。やっぱ高いか(>_<)

 18時30分 ここでハプニング発生!

手荷物と保安検査をさっさ終わらせ、続いて搭乗手続きも済ませます。あとは飛行機を待つだけになったんですが、トイレにチケットを置き忘れるハプニングを起こしてしまった!気付いて戻ったときには無くなってたから青ざめ度100%!そして構内アナウンスから、「YukiHide様、お言付けが御座いますので受付までお越しくださいませ」と放送が。誰かが届けてくれたんだ!本当に有難うございます!無事にチケット回収(^o^)

 帰りは飛行機で爆睡でした

栃木県?埼玉県?おそらくその辺りを飛んでいると思われます。久々の遠出で現実逃避を満喫していましたが、明日からいつもの生活に戻る=現実の世界に引き戻される、と言う複雑な心境を抱えつつ羽田に戻っているところです。後は電車混んでないかな~って不安がありますが、意外にもガラガラで助かりました。ザックがデカい物である以上、満員だったら絶対に白い目で見られるんですからね。

長々の7ページを最後まで読んでいただき本当に有難う御座います。初めての関東越え、いや本州越えの登山を十分に楽しみ、そして地元の特産品や名物を食べ歩き非常に満足したものとなりました。皆様が一番気になるところとすれば旅費でしょうか?飛行機往復で82,000円+レンタカー合計70,000円+ホテル8,000円+食べ歩き95,000円=255,000円です。最大の旅費を掛けた北海道遠征の旅でした。