火打山・妙高山②

 

2014年10月19日  天気:晴れ

このページは11月16日に書いたもので登った日から約1か月経っています。ちょっと色々なことが起きて

レポ作成が滞っていました。おまけに登山にも行ってません(泣) でもこれから冬の季節に到来ですから楽しみがちょっと先にズレたってだけのことなので気にしちゃいません。このページは火打山のレポとなっており、3ページが妙高山+下山編となっています。さてさて、10月半ばですが、朝は結構な寒さでしたね。

 4時25分 早朝アタック開始・・・の前に

気温は氷点下(マイナス3度) を記録しましたので当然と言えば当然でしょうが、テント表面には霜が見事に張りついています。とても寒いです。寒すぎます(>_<") ちょっと外に出ただけなのに体が固まります。防寒具は超必須です!テントがびしょ濡れにならないよう可能な限り霜を落としておきましょう。

 4時25分 早朝アタック開始・・・の前に

日の出の時間は5時過ぎですから無論それより前に行動するにはヘッドライトの携帯が絶対!そして本気で寒いのでインナー+アウター+ダウンの3枚着で出発します。これでもダメならカッパも着ます。木道脇には雪がチラホラ見えており、そして木道にも雪が凍りついている少々厄介な道に変わってます・・・(汗)

 4時55分 天狗の庭

ずっと先にヘッドライトの光が見えるんですが、いかんせん遠すぎて写真に写らない。天狗の庭に到着しましたが辺りは真っ黒い水を湛える池が広がっており、綺麗・・・と言うか不気味です。生理的に受け付けない。

 5時25分 ライチョウ平

続いてライチョウ平に到着です。ライチョウいるのか?どこにいる?キョロキョロしていると確かに鳴き声が聞こえる。でも姿は見えない(泣) そんなこんなをしていると空がだんだん明るくなってきました。

 山頂までは残り9分の1!

ここら辺、太陽の光がかからないんでしょうね。そう言った場所の道は案の定「雪」に埋もれていて危険!気温は確実に上がっているとは未だ一桁台なんですから雪じゃなくて氷ですよ・・・危険エリアを乗り越えた後は木の階段を上るのみ!山頂まであと少し!早くしないと御来光が顔を出してしまう~

 5時55分 火打山の山頂に着いた!

ちょうど御来光じゃん!間に合った!右前方に見える山が妙高山です。

裏手には日本海が広がっていますが、霞んでいるのか地平線はボヤケた状態。

後立山連峰で名を馳せる白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳!

新潟県から見えると思っていませんでした!写真中央に写る山って富士山ですよね!? 霞んでいながらも遠くの景色まで見られるとは今日の天気は最高の予感がします。山頂には何名かの登山者がいましたが、富士山(きっとね) を見つけた時は大はしゃぎ。やっぱり富士山は登るより見る方が良いですよね。

 景色を堪能して下山開始

氷の道は下山時が最も恐ろしいんですが、まだこの時期アイゼンを装着しなくても問題なさそうです。安心したところでライチョウいないかな~ってグルグル見渡していたら、「ん?」・・・何かを見つけた。あれはライチョウじゃないか?木の枝に器用に止まっているじゃありませんか!朝食?赤い実を食べているんだろうか?

 天狗の庭に戻ってきました

気温がグングン上がり(でも6度・・・) 火打山の下山は気持ち良く快走でした。石がゴツゴツしている道もありますが、全体を通して木道が敷かれているため歩きやすいんですよね。再び天狗の庭に戻ってきましたが、朝方は真っ黒な池で不気味でしたが、太陽が出ればいつもの池であって全く怖くない。

 高谷池ヒュッテに戻ってきたぞ

高谷池ヒュッテとその右手にはテントが数張り。霜がなくなっていればいいんだけどねぇ・・・池を左からグルって回ってヒュッテに戻ります。それにしても、こんな高い場所に湿地帯が広がっているとは驚くばかり。

 7時25分 テント場に到着

テント場へ戻ってきました。動いて温かくなったとは言え冬の季節みたいなもので寒く冷たい(>_<) ちょっと休憩+テント乾燥(全然乾いてなかった・・・) の時間を作りましょう。片付けをしながらカップ味噌汁を作ります。池水が少々私には味が合わないため持参したペットボトル水を使用します。味噌汁!超美味い!

 8時40分 これより妙高山へ!

さ~てさて、味噌汁を食べながら計画を練り直しましょう。明日は仕事ですから電車に乗れず帰れないなんて結末、理由にもなりません(>_<) ここから黒沢池ヒュッテ、大倉乗越、妙高山、天狗平、そして燕温泉を歩くとなるとタイムスケジュール上、休憩含め約7時間。そうして出発し、気が付くと茶臼山に到着していた。妙高山から火打山に来る方がいると思いましたが予想に反して誰とも会いませんでした。

 茶臼山を経て黒沢池ヒュッテへ

見晴の良い場所に出てきたんだから写真撮影!うわ、また写真の色が濃くなった!茶臼山から歩くこと数分で黒沢池ヒュッテが見えてきますが、意外にここからが長いんですよね。その理由としては「ぬかるみ」がヒドイことでしょう。坂道のぬかるみも容赦ないため滑ったり泥を避けながらと神経を使い先に進めないんです。

 こちらにも湿原が広がっていた

高谷池ヒュッテだけでなく黒沢池ヒュッテにも湿原が広がっているんですね。青空が本当に気持ちいいぜ。

 9時15分 黒沢池ヒュッテ

黒沢池ヒュッテに到着し高谷池ヒュッテで買えなかった登山バッチを購入。ここから妙高山を経て燕温泉までのコース情報をヒュッテのオーナーから聞き、話しでは5時間はかかるって言われましたが「いや君ならもっと早く到着できるだろう」と言われ、その言葉に乗って燕温泉まで進むことを決意。ここで売られている炭酸飲料はCCレモン。これ以降は給水場はないので飲料水を確保します。

空は快晴で風もなく本当に気持ちいい登山を楽しんでます!でも単独行動を主としているため基本この気持ちを分かち合える人はいませんが(泣) すれ違う登山者や休憩している方と話しながらワイワイしていますので気にしません!黒沢池ヒュッテのテント場は決して広くはありませんので、ここで張るのなら高谷池ヒュッテの方が良いかもしれませんね。さてさて次のページは妙高山と燕温泉までのコースをご紹介いたします。