日向山  2014年7月13日  天気：晴れ

新たな業務に悪戦苦闘の毎日。設計図案に間違いがあったり締切り日になっても報告書が上がらなかったり、見慣れない記号( φ ← 何て読むでしょう？) に頭を抱えたり、苦労の絶えない日々を送っています(汗) たった5日だけでストレスが溜まってしまうほどの業務。だから気分転換に外・・・いや登山に出かけようと思い立ちます！さぁどこに行きましょうか？天気はピーカンですから景色の良い山にでも行きましょう(^o^)

トヨタレンタカーの営業時間が朝の8時からと言う、知っていながら何でこんな時間に借りたんだ？といきなりの反省からスタート(泣) 8時ちょうどに車を借り、これから山梨県に向かうも早速中央道の八王子Jct辺りで渋滞が発生しているとスマホ検索結果。ははは、時間通りに間に合うかな？

最初は気分よく運転をしていたものの、八王子Jctに近付くにつれて混雑が始まりましたね。ナビには事故を示すマークが灯されています(汗) 思わぬ大渋滞にはまってしまって嫌な気分です。ラジオから高速道路の渋滞情報が流れてきて、「現在圏央道では11km渋滞、中央道では10kmの渋滞が発生しています」とお知らせが。藤野PAに到着したのは渋滞にはまってから1時間30分経った後でした。

だぁ～疲れた～。須玉ICを降り、道の駅はくしゅうで一旦休憩しましょう。矢立石登山口までのルートは少々誤りやすい道と思いますので簡単に説明を。道の駅はくしゅうの最寄交差点(白州農協前) から県道614号線に入りまして、後は直線上をまっすぐ。それだけなんですが、間違っても県道614号線を道なりに進まないように！しばらく走ると日向山登山口の看板が出てきます。

しだいにグネグネした道に変化し、さらに道も細くなっていきます。すれ違いが困難なほど細い道となりますので対向車が現れると実に厄介。随所に退避路がありますのでタイミングが良ければ問題ないものの、運が悪いとバックして退避路に避難しなければいけないこともあります。また矢立石駐車場は狭すぎるので、満車に近い場合は切り返しに特に注意して下さい！しくると落下します(>_<)

ルートは矢立石登山口から山頂に向かうピストンコース。錦滝方面は崖崩れと道崩壊のために通行困難です。渋滞の影響をバッチリ受けてしまい、登山開始は南中高度の一番暑い時間帯・・・と思いきや涼しい風が辺りを覆っているじゃないか！これは涼しい！思わぬ展開にテンションが上がります。

数字の書かれたプレートが木に付けられており、今自分がどの辺りを歩いているのか確認ができるようになっています。スタート地点が「10＼0」で、山頂辺りが「10＼10」となっていますね。こんな始まり方なので、10分割ではなく11分割になっているのはご愛嬌ってことにしておきましょう(笑)

右に白い花が一輪。左に見えにくいですが小さい花が咲いています。ともに名前が分からない。

茎が紫色で花の咲き方がアジサイに良く似ていますね。コアジサイだと思います。

白い花びらの千手岩菲(センジュガンピ) で日光の千手ヶ原にあったことから命名。絶対読めん(汗) 登り始めた時間が遅い事もあって見かける登山者はみんな下山中。なので雁ヶ原はゆったり出来るかもしれないな。

急坂あり、階段あり、そして平坦な道あり。上手い具合に平坦な道が現れてくれるので疲れもそれほどなく調子よく登っていけます。周辺の木々は樹林帯のような密集する感じではありませんので、写真のように光がちゃんと入ってくる明るい環境です。鳥の鳴き声があれば良いのにな～。ゼミばかりなんです(笑)

日向山にある雨量計で、「9＼10」辺りになります。これを見かけたら山頂まではもう少し！ラストに急坂が待ち構えていますがタヤスイです。そのあと「登山道」と「山頂」の分岐が出てきまして、登山道方面に進むと雁ヶ原と呼ばれる白い砂浜が、山頂に進むとちょっと寂しい三角点が建っています。

で、こちらが山頂で、見ての通りとても殺風景。日向山＝白い砂浜と思ってしまうとかなりのガッカリ感が襲うかと思いますが、白い砂浜は別の場所にあるのでご安心を。山頂もこれはこれで良いじゃないか(^_^)

山頂から白い砂浜の雁ヶ原までは歩いて数分の距離です。もう平坦な道しかないのでとても歩きやすい。しだいに道の色が茶色から白色に変わり始め、雁ヶ原に近付いてきたことが伺えます。そして木々が一気に無くなり、視界前方には綺麗な山並みが見えてきた。そう！この後に白い砂浜が待っています。

白い砂浜の広がる雁ヶ原に到着！思ったよりも雲がないようで遠くの景色まで見渡せます。

でも遮る物がないため太陽の日差しは強烈！写真左奥に見える山が甲斐駒ヶ岳です。

雁ヶ原を別の角度から見ています。石灰岩の塊の上に出来た見事な白い砂浜ですね～

八ヶ岳もハッキリ見えるほど清々しい天気！絶対に見えないと思っていただけに嬉しさ爆発！

甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳の名峰だけでなく、富士山や鳳凰三山(と思いますが・・・) も遠くに見渡すことができる素晴らしい景色がババーンと広がっています。今日は単独ではなくトレッキング仲間の山ガールさんも一緒の登山です。初めて見た白い砂浜にとても喜んでくれて本当に良かった(^o^) ホッと一安心。

時間は16時。帰りのことも心配もしなければいけないので、ちょっと名残惜しいですが下山開始です。現在の気温は25度とそんなに暑くない環境。昨日の天気予報が正しいのなら今日の気温は30度を超えるハズでしたので、今日は色々と嬉しいことが起きる日ですな。16時15分で半分下山。

矢立石駐車場に戻ってきました。満車だった駐車場もガラガラになっているので車の切り返しが実にスムーズ。駐車場に戻ってきたのが17時前後。冬であれば夕暮れ確実になるこの時間も夏手前ともなれば明るい明るい。この明るさなら日帰りで最もきついと思われる平ヶ岳にも行けることでしょう。

この写真は利用後に撮ったものであって、施設到着は17時15分ごろとなってます。今日は蒸し暑くはない登山でしたが汗はしっかりかいてしまった。なので温泉施設「尾白の湯」で汗を流しましょう！ここは親子で楽しめるキャンプ場が併設されており、今日は休日だったためかなり賑やか。温泉施設については意外にも内部は広く綺麗。たくさんの利用客がいましたが混雑しているって感じは全くありませんでした。満足(^o^)

夜7時を過ぎた高速道路、中央道、圏央道、関越道、東名道、そして首都高など全ての道路で渋滞なし。これほどスイスイ走れるのってやっぱ嬉しいですね(^o^) 途中で立ち寄った藤野PAで美味しそうな桃が売られていて、でも品種が多くて何が美味しい桃なのかさっぱり分から～ん(汗)

前半に襲った渋滞に体力ゲージが半分ダウン、時間が後手後手になったことでの焦りで精神ゲージも半分ダウン。帰りの温泉でゆったり気分になったことでの眠気最高潮＋緊張感ゼロ。精神ゲージは回復したけど体力ゲージは底をついていた(笑) 約3時間後には地元に戻って来れましたが、久々に疲れが溜まった感じです。でもね・・・ここまで楽しみ遊びくしたんです。未練や後悔1つもありません。

－レンタカーについて①－

「わ」ナンバーであるレンタカーに傷を付けた場合、それが例え引っかき傷であっても深い傷になって現状復帰が不可になれば2万円の徴収が発生します。そう、引っかいてしまったんです(泣) 今回はレンタカーショップの店員さんがコンパウンドを使用して現状復帰となったため徴収は帳消しとなりましたが、消えなかったら私は青ざめてたでしょう。知っておくと何かと便利な情報かと思いますので参考として記載します。

－レンタカーについて②－

午前に出くわした圏央道の渋滞を回避するためには当然のこと早く通過することが絶対です。今回選択したトヨタレンタカーは営業時間が午前8時のため、やはりと言うか出発の時から渋滞が発生していました。ニッポンレンタカーであれば24時間営業の店舗が多いため、それこそ深夜に借りられることも可能。次からはニッポンレンタカーで借りることにしよう。帰りならまだしも行きで渋滞は本当にキツすぎます。

日向山は特別必要な道具はなく気軽なトレッキングが楽しめます。ただし低山であるため夏は直射日光や気温の上昇が祟って苦しい時間を耐えなければいけないこともあります。何よりも矢立石登山口までの道路状況と駐車場は難所であり、車が多くなるとすれ違いはもちろんのこと、駐車場内でのごった返しは災難としか言えません。不安がある場合は無理してでも公共交通機関(タクシー) を利用するのがベストです。

ページ最上部へ飛ぶ